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FXトレードでしてはいけない、するべきでないこと5選|しないだけで破産確率は限りなくゼロ

基礎知識

特に初心者がハマりやすい、一見有益な戦略のようで実は破産一直線なトレード手法・ノウハウを集めました。

下記に示した5つのことをしないだけで、破産する(強制ロスカットに合う)確率は限りなくゼロになります。

これから紹介する内容は、一度はどこか(SNSやブログなど)で行っているところを見たことがあるかもしれません。その見た人が「今は」トレードで成功しているように見えるかもしれませんが、遅かれ早かれその人達は破産 or 大損を喰らうと思います。ウソだと思ったらウォッチし続けてみてください。

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すべきでないこと1:ナンピントレード

ナンピン(難平)は、すでに含み損を抱えている中で増し玉を行う行為のことです。

ナンピンすることによって約定レートの平均値が現在のレートに近づくため、収支がプラスになるレート(損益分岐レート)が近づくといううわべ上のメリットがあります。

例えばドル円を1万通貨買って、-10pipsの含み損を抱えたところでさらに1万通貨買うと、損益分岐レートは最初に買ったレートから5pips下になります。
ということは、ナンピンしてから+5pips含み益が生じれば収支はトントンになります。

この一見合理的に見える手法ですが、すべきでない理由として以下の理由が挙げられます。

ナンピンがいけない理由1:そもそもの行為が異常

(特に初心者に)ナンピンを勧めない一番の理由は、すでに当初の計画から逆行しているという事実があるのにも関わらず、更に増し玉するという行為がそもそも異常だからです。

どういう根拠で最初に約定したかはともかく、「ナンピンする」ということは「少なくとも1回以上自分の想定とは逆方向にレートが推移している」ことを意味します。

ナンピンする前に最初に立てたの自身の相場観が正しかったのかを考え、ナンピンするのではなく損切りをすべきだと考えます。

ナンピンがいけない理由2:ナンピンできなくなったら終わり

「延々とナンピンし続けて、どこかで想定方向に転換したらあっという間にプラスになる」というのがナンピン支持者の理屈ですが、もし入金額上の理由でナンピンできなくなったらどうするのでしょうか

ナンピンによって損益分岐のラインが近づくのと同時に、強制ロスカットラインも着実に近づきます

ナンピンしていなければ単なる損切りで済んでいたトレードが、ナンピンしたばっかりに強制ロスカットとなり、資産の大半を失うことになったら目も当てられません。

ナンピンは別の言い方に変えると、資産を増やせるトレードスキルがないレベルのトレーダーが、より短期間で破産することができる手法と変換できます。

ナンピンが推奨できないのは上級者も一緒

自称・他称問わず上級者を名乗る人の一部では、ナンピンを「計画的に」行うと豪語する人もいますが、基本的にナンセンスだと考えます。

そもそも計画的にナンピンするくらいなら、最初からそのナンピンしようとしているところで1回目のエントリーを行えばよかっただけです。

ナンピンに計画性なんてものはない、というのが当サイトの持論です。

相場の格言の1つに「下手な難平素寒貧(すかんぴん)」という言葉がありますが (※素寒貧:貧乏で何も持たないこと。まったく金がないこと)、「上手な難平」が存在するのか甚だ不明です(「すかんぴん」は漢字で書けるんですね…)。

仮に「上手な難平」があるとすれば、それは逆指値をちゃんと設定しているトレード(最後に負けを認めるレートが存在する)だろうと思います。

ナンピンしている人で逆指値を置いている人を見かけたことは、ただの一度もないですね…。

ナンピンしてもいい条件

それでもどうしてもナンピンしたい場合、以下のどちらかの条件を満たしていればナンピンしてもいいと考えます:

  • FXをする必要がないくらい潤沢な財産を持っている(例:200億円
  • どれだけナンピンをしても実効レバレッジが1倍以下である(国内ブローカーを例にとると、維持率2500%以上を保つ)

⇒「どれだけナンピンしても強制ロスカットに合わないだけの資産もしくは資金管理ができている」条件を実例として挙げるとこんな感じ

すべきでないこと2:塩漬けトレード

塩漬け(物理)

塩漬けは、含み損を抱えたポジションを損切りせず、放置する行為のことです。

まれに塩漬けによって数百pips抱えていた含み損がトントンまで戻り、奇跡的に損失ゼロでトレードを終えることができます。しかしそれは浅はかな「悪しき成功体験」でしかありません。

むしろこれを一度経験してしまうと「失敗しても塩漬けすればいい」という観念を得てしまい、ポジションを持つたびに塩漬けを重ね、遅かれ早かれ資産がゼロになります。

最初に紹介したナンピンとセットで行うことで破産を一気に早めます。もはや「ナンピン&塩漬け」のセットは早く破産したい人向けの手法だと言っても過言では有りません。

塩漬けしてたらどうにもならなくなった通貨ペア例

かるくさらっただけで3件見つかったので紹介します。

TRYJPY(トルコリラ円)

TRYJPY 4時間足、チャート:Trading View

上のチャートはトルコリラ円の4時間足です。トルコリラはスワップ通貨として有名ですね。

4時間足で見ると18円~19円あたりを推移しているように見えます。仮に19円でロング後に急落してもいずれ戻ってくるかのように見えます。

と直近の流れを見たところで唐突ですが、トルコリラは昔は20円弱で推移しているような通貨ではありませんでした。

TRYJPY 週足、チャート:Trading View

トルコリラは2007年台に1リラ約100円だった時期がありました。もしその頃からスワップ目的でロングを入れているとしたら…

しかも当時は国内ブローカーでも数百倍のレバレッジで取引できたので、もうその頃のポジションを持っている人はいないだろうと思われます(どれだけ追加入金しても不足してロスカット必至)。

少し前までは「トルコリラ=45円前後」というイメージの方は多いのではないかと思います。
それが「30円台」になったと思いきや、一気に「10円台」が常識になりつつあります。

最高値から80円以上円高となった今、(絶対に100円に戻らないと断言はしませんが、)いずれ決断を迫られる日が来るのではと思います。

AUDJPY(豪ドル円)

AUDJPY 週足、チャート:Trading View

AUDJPYも同様で、サブプライムローン問題前は108円近かったレートが今では70円台です。リーマンショック時は56円付近まで急落しているのも印象的です。

また108円まで戻る可能性があるかもしれませんが、期待薄です(トルコリラよりはまだ希望はあるか…?)。

また、スワップ目的で保有している人も多いかもしれませんが、過去最高7.5%(1996年頃)あった政策金利は年々下がっており、2019年12月時点では0.75%と10分の1です。

どういう理由であれ豪ドルを保有し続けるメリットも薄くなりつつある今、遅かれ早かれ決断する時は来ていると考えます。

EURCHF(ユーロフラン)

EURCHF 月足、チャート:Trading View

ユーロフランも昔は1.8だった時代がありました。今では1.1前後です(-7000pips)。
普通に考えてもう戻るとは思えません(「絶対に戻らない」と断言はしませんが…)。

フランショック(2015年1月)直前にロングを持っていた人が持ち続けていたのであれば、2018年に奇跡的に1.2に戻っているので生還できたかもしれませんが、その時入れていたであろうロット数を考えれば生きてるとは考えづらいですね。

すべきでないこと3:ハイレバレッジトレード

ハイレバレッジのメリットは、「少ない証拠金でトレードできること」であって、「一気に稼げること」ではない。

ハイレバレッジトレード(ハイレバトレード)は、制度上許される限界のレバレッジ分の取引量でトレードを行うことです。

国内ブローカーだと25倍、海外ブローカーだと数百倍というレバレッジを掛けてトレードを行うことができます。

仮に国内ブローカーで100万円の資産を入金してトレードを行う場合、2500万円相当のポジションを持つことができます。
ドル円なら約23万通貨をトレードすることができます(1ドル108円換算)。

ハイレバトレードすべきでない理由1:即死リスクが加わる

ハイレバレッジトレードが推奨できない理由は複数ありますが、第一の理由は一瞬で資産をゼロにする可能性が一気に上がることです。

本来取引できる額の数十倍という取引額をトレードしている分、レートが急変した際に追証が発生するほどの損失を被るリスクが生じます。

どれくらい即死できるのかの例

レバレッジ400倍(海外ブローカー)で100万円入金しているとします。1ドル100円だと400万通貨約定できます。

10pips逆行するだけで40万円の含み損です。20pipsで80万、25pipsで100万の損失…ですが、おそらく-20pipsあたりで強制ロスカットされていると思います。

もしなんらかの要人発言や指標発表で急に動きがあれば、強制ロスカットルールにタッチする証拠金維持率に余裕で到達することが予想できます(海外の強制ロスカット条件は証拠金維持率20%あたりが相場)

一気にお金が増える可能性が入るハイレバですが、それと同時に一気にお金を失う権利を一緒に手に入るのがハイレバです。

強制ロスカットを一度したら、元に戻すのは困難に

資産を一気に失うと、当然次のエントリーで仕掛けられる通貨量は一気に減ります。

上の例だと、マイナス80万円で強制ロスカットされたとして残金20万円、20万円だとドル円MAX80万通貨となります。

+100pipsの利確で資産が100万円に戻りますが、-20pipsで再び強制ロスカット発動です。

果たして20pipsで強制ロスカットを一度食らうった人が+100pipsまでポジションを持つことができるでしょうか?

一度失ったら元の資金に戻すのは一気に難しくなるというのが、簡単な例でもよくわかります。

ハイレバトレードすべきでない理由2:損切りできない

2つ目の理由として、(おそらく)含み損が出た時に迷いもなく損切りできなくなるという問題が挙げられます。

基本的にハイレバトレードは、自身がメンタル上取り扱えるような額を大幅に超えています。
ロットにもよりますが、1pips動くだけででも数千円、数万円という評価損益が動きます。

そのような環境の中で損切りレートに達した時にちゃんと損切りできるでしょうか?

もしかしたら一時的に、一瞬レートが戻って数十万の損失が数万になるかもしれません。もしここで切らずに待っていたら…そんな考えをしているうちにまた数十万の含み損を抱えます。

こうなってしまったらもうおそらく損切りすることはできないでしょう。

ポジションを塩漬けし、強制的にロスカットされるまで含み損が増えていきやがてゼロになる(ポジションが失われる)時をただただ眺めるのみとなります。

ハイレバレッジトレードをする動機は?

「レバレッジを限界までかけないと大きな利益が出ない」というのがハイレバをする一番の動機ではないかと思います。

まず、この考えに陥っている人にありがちなのが、収入の増え方を線形に捉えているという点です。

上のグラフでいう「単利」のラインが線形的な捉え方です(=直線的)。
曲線を描いている「複利」的な考え方ができれば、ハイレバレッジトレードをしなくても着実かつ勢いよく資産は増えていくということが理解できるはずです。

そして、幻想を砕くようで悪いのですが、そもそも一気に増やそうという考え方自体が誤っているといえます。

一気に増やしたいと思っている方は、多かれ少なかれトレードを賭場か何かと勘違いしているのではないかと思います。

トレードもビジネス同様一瞬で跳ね上がるということは原則ありません。と同時に、一瞬で跳ね上がったものはわりと一瞬でぺちゃんこにもなります(例:ビットコイン)。

地道にコツコツと積み上げていくことが案外最短かつ最速で利益を積み上げる方法だと当サイトでは考えています。

すべきでないこと4:ミラートレード

ミラートレード(コピートレード)は、他人のエントリー・イグジットのタイミングを何らかの情報で知り、同じタイミングでエントリー・イグジットを行う行為のことです。

最近の典型例としては、SNSなどを用いてエントリーを宣言、それを見てミラートレードを行うという形が多いと思います。

ミラートレードをするべきでない理由について、パッと思い浮かぶだけで3つあります。

ミラートレードをすべきでない理由1:トレードスキルが身につかない

まず一番の理由は、「一切のトレードスキルが身につかないこと」です。
仮にミラー対象が本当にトレードスキルがあったとして、その人がどのような根拠でエントリーしたかを基本的には知ることができません。ただそのタイミングでエントリーすることを教えてくれるだけだからです。

仮にある程度文章で「なぜエントリーしたか」を丁寧に解説してくれたとしても、トレードのエントリーの根拠を文章だけで説明し切るのは困難です。トレードのエントリー・イグジットの判断の真髄は、文章で説明できないような外部にも宿っていると考えます(決して宗教的な話をしているわけではない)。

一時的にお金が増えたりするかもしれませんが、今後あなたはそのミラー対象の一挙手一投足をひたすら見守ることが作業内容と化します。

約定も決済も基本的に突然です。(特にエントリー後は)常に監視し続けないと、1回の見逃しが破産につながる可能性だって否定できません。

そんなストーカーまがいのことをしたくてトレードの世界に入ったのであれば私は止めませんが、私はオススメしません。

ミラートレードをすべきでない理由2:ズレる

第二の理由が、実際のエントリータイミングからズレてしまうという問題です。

ミラー対象が実際エントリーしてから「エントリーしました」と宣言するまでに、ある程度の時間差が生じます。
スイングならともかく、デイトレ、スキャルピングなら致命的なエントリータイミングのズレとなり得ます。

ミラー対象がこの後「決済しました」と宣言したときに同様に決済すると、ミラー対象はプラスだったけど自分はマイナスだった…なんてことも十分に有り得ます。

ミラートレードをすべきでない理由3:ミラー対象のトレーダーのスキルがヘタクソの可能性が(極めて)高い

そして第三の理由が「基本的にミラー対象のトレーダーのスキルが怪しい」という点です。

論より証拠ということで、億単位のお金をトレードしていると豪語する、あるトレーダーの実例を紹介します(彼の名誉のためにアカウントはわからない形で紹介しています、本人からの削除依頼があれば削除します)。

あるタイミングでドル円をショート。その後含み損を抱える中ナンピンを続け、最高4億通貨もの取引量を行ったようです。
海外ブローカーだとこのようなありえない通貨量の取引も可能といえば可能なため、恐ろしい取引量となっています(=勢いよく死ねる)。

その後含み損が増え続ける中、しきりに「この後下がる」とツイートし続けます(対象のツイートは損切りと同時に消したようですが)。

そして、その時は訪れました。

「ツイッターを辞める」と宣言した彼は、今日も元気にツイートしている。

私は強制ロスカットされるまで保有し続けると思っていたので、(失礼ながら)思ったほどバカじゃないんだなと思いました。

↑の人はどうせデモトレードだろうと思ってますが、彼の言葉を信じてリアル口座で真似をした人はほぼ全員大損をしたはずです。

彼がエントリーしてから最大で-130pips以上の含み損を一時的に抱えていますので、先に紹介したハイレバレッジトレードとナンピンをセットで行った人は、高確率で強制ロスカットに遭っただろうと思います。

しかし、私は仮にミラートレードをして破産したとしても、ミラー対象の彼(億単位の損失をした人)が悪いとは思いません。
ミラートレードをするという判断をしたこと、そしてミラートレードをして破産したという結果は本人の責任にあるからです。

 余談ですが、上記トレードを私のトレード関係者に見せたところ、「こんなところでドル円ショートは有りえん」「そもそもなんでドル円なんかいじってるのか」「ドル円やってる時点で(スキルは)お察し」というお言葉を頂きました。
 確かに、よほどのスイングを計画しない限りドル円は今は触るべき通貨ではないですし(もうデイトレ通貨ではない)、彼の(1回目の)エントリータイミングは、どう見ても押し目買い後のタイミングでした(失敗の売りを狙うにしても早すぎる)。

すべきでないこと5:検証・分析せずにトレードする

検証は、過去のチャートから自身のトレードルールに沿ってトレードを行う練習のことです。

検証しなくても勝つことはできます。「1回利確する」くらいなら誰でもできます。
評価損益がプラスの時に決済すればいいだけです。

そうして勝ったり負けたり、勝ったり負けたり負けたり負けたり負けたり…

としているうちにいずれ気づく日が来ます、「今のままではトータルでプラスにならない」と。
と同時に何も身についてないことも気付けると思います。

早い人は1ヶ月以内、遅い人は1年~数年かかって気づくと思います。場合によっては一生気づかない人もいます

検証せずにトレードし続けたらどうなる?

数ヶ月間トレードをし続けていれば、

  • たまにこそ勝てる(利確できる)もののトータルで見たら収支はマイナス
  • もしくは

  • 勝率は高いが収支はかなりマイナス

であることにいやでも気付かされます(貯金残高や評価損益を見たら)。

「数ヶ月もトレードし続けたのだから、始めた時よりもトレードスキルは上がっている」と感じるかもしれませんが、残念ながらおそらくその可能性は低いです。

上がっているスキルがあるとしたら、それは「約定から決済までのスムーズさ」(=トレードツールの使いこなし具合)くらいであって、相場を理解する能力が上昇したという考えは否定的です。

本当にスキルが上がったというのであれば結果で示せる(結果に表れる)はずだからです。

「検証しなくても勝てる」と錯覚する要因

FXは麻雀と勝ち負けの性質が似ているなといつも思います。

3時間前に麻雀のルールを覚えた人が、キャリア30年以上のベテラン雀士に半荘で勝つことだってあり得るのが麻雀ですが(ただし確率は極めて低い)、FXも一緒で、さっき基本知識を覚えたばかりの人がなんとなくで約定してあっさりと利確できることもあります。

ちなみに私は初めてのトレード(デモ)から負けまくりで(1pipsすら利確できなかった)、わりと短期間で300万のデモ資金を7万円まで減らすことに成功したという、ビギナーズラックすらありませんでしたが(苦笑)。

そんな勝ち負けの性質をトレードは持っているがゆえに、

  • たまたま1回うまく勝ててしまった経験を「実力」と錯覚
  • 連敗を「偶然」や「不運」で片付け
  • ある程度の日数を刻んでいるがゆえに「実力が付いているだろう」と錯覚してしまう

ことが検証を行わなくてもいい(検証しなくても勝てる)と考える論理だと思います。

どこかで現状に疑問を持たないと、一生同じ思考でトレードしつづけることになると思います。
つまり一生コツコツと負け続けるということです。

分析だけでは勝てない理由

「検証はしてないけど分析はしてるから大丈夫」と思っている方も多いと思います(私もそのクチでした)。

ここでいう「分析」は、完成されたチャートから「この足でエントリーできた、この足で利食いできた」と振り返る作業を指しています。

しかし分析は、本当にエントリーする瞬間のチャートを知らずに「できた」と豪語しているにすぎません。
これは野球で例えると、ホームランを打たれたシーンで「ここは変化球でなく直球だったら抑えられていた」と言ってるようなものです。

完成されたチャートからエントリーポイントとイグジットポイントを見つけるのはわりと簡単です。誰でも最強のトレーダーになれます。

ここがわりと落とし穴で、できたと思うのと実際にやれるのとは大きな隔たりがあります
それは、とりあえず一週間でもリアルチャートでトレードしてから土日に1週間を振り返れば、すぐにわかることかと思います。

完成されたチャートからエントリーできたと思った足で果たして仕掛けられていたか、それが全くできていないのであれば、それはやはり検証してないからだと考えます。

どうやって検証するのか

デモ口座を開設してトレード…という方法もありますが、その方法はあまりにも非効率です。

1日に数回あるかどうかわからないエントリーチャンスを待っている状態は、基本的にスキル上昇につながらないからです(「待つ」というスキルも必要ですが、今検証すべきなのはそれ以前の部分)。

当サイトが一番オススメする検証方法はForex Testerという検証ソフトを用いた検証です。

チャートの再生、巻き戻しが可能なため、完成されたチャートから「エントリーできる」と思った瞬間のチャートを再現することも可能ですし、高速再生で効率的にトレードを行う練習が可能になります。

デモトレードで1ヶ月かけて培われるスキルを、Forex Testerでは10時間程度で身につけることも理論上可能です(数十倍の効率)。

検証はとにかく数をこなすことが重要です…ツールは有料なので初期投資を要しますが、ツール代の分は相場からいずれ簡単に稼ぎ出すことができるようになれるはずです。

Forex Tester公式サイトへ

FT5を購入する

Forex Testerを用いた練習方法や使い方などは当サイトでも詳しく解説していますので、↓をご参照ください。

もちろん私もほぼ毎日検証しています。土日も動いてるチャートに触れられるという点も魅力です。

まとめ|FXでどうしたいか考える

検証するクマ(イメージ)

我々がトレードで果たすべき目標は「安定して収益を上げること」であるはずです(「ギャンブルしたい」という人を除いて)。

FXトレードは一瞬で億万長者になれるツールではありません。一瞬で億万長者になるだけの要素を持ってこそいますが、それの何十倍、何百倍という確率で無一文になれるだけの要素も持っています。

絶対に避けたいのは、上記で紹介した「一瞬で(順調に)無一文になることが保証されているような行動」をすることです。

まずトレードを始める上で、「FXで一発逆転」、「FXで億万長者」というようなふざけた幻想は捨てるべきです。
その上で、FXを行っていく上で何を実現するか、どれくらいの期間で実現するかをよく考えるべきです。

最後にブルックスさんのお言葉を引用して終わります:

 初心者の多くは興奮を求めて、多くのトレードをしすぎる。多くの優れたトレーダーは、トレードは儲かるけれど、孤独で退屈なものだと思っている。

アル・ブルックス著 井田京子 訳、「プライスアクショントレード入門」(Pan Rolling)トレードの指針より、p.555

 自分にとってトレードとは、趣味なのか仕事なのかをまず決めよう。もし趣味ならば、他を探したほうが良い。
 これはお金がかかりすぎるうえに危険なほど依存症がある。優れたトレーダーもトレード依存症と似ているが、本当のトレード依存症者は、そのほとんどがいずれ破産するか、破産する高い可能性を有している。

アル・ブルックス著 井田京子 訳、「プライスアクショントレード入門」(Pan Rolling)トレードの指針より、pp.555-556


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