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ローソク足について学ぶ前に…為替レートが動く要因について(1/3)

 ローソク足ごとの細かい考察に入る前に、なぜレートは上昇するのか、そして下落するのかの本質について理解しておくことは重要です。

 上昇する理由、下落する理由を理解することで、どのような場面を狙ってトレードするかが明確になるからです。

 逆に理解していないと、一つ一つの値動きに必要以上の原因を考えすぎてしまい、トレードがより難しいものになってしまいます。

 実際に相場は「上昇」か「下落」しかないことから分かるように、上昇・下落する理由も案外単純です。

 本節ではあまり複雑な要因について考えず、単純な理屈で為替レートが上昇する要因について説明します。

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為替レートが動く要因

 相場は上昇するか下落するかの2択です。

 横ばいに見えるチャートも、細かく見ると上昇と下落を交互に細かく繰り返しながら横ばいになっていることが確認できます。

 では、上昇する要因、下落する要因はなにかについて最初におさらいしたいと思います。

ブル派とベア派

 マーケットでは常に、上昇すると思って買う人と、下落すると思って売る人が行き交っています。

 上昇すると考えている集団は「ブル派」、下落すると考えている集団は「ベア派」と定義されています。

ブル派

 ブル派は、相場が上昇すると判断しその銘柄を買っている、もしくは買おうと考えている集団です。

 イメージは以下のような感じです:

ブル派
ブル派
買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う

※イラストは「乳牛」(Cow)になってますが、厳密には「水牛」です

ベア派

 ベア派は、相場が下落すると判断しその銘柄を売っている、もしくは売ろうと考えている集団です。

 イメージは以下のような感じです:

ベア派
ベア派
売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る売る

為替レートが上昇する要因

 ある通貨ペアのレートが上昇しているときは、基本的にブル派の買い注文量がベア派の売り注文量を上回っていることを意味しています。

ベア派
ベア派
売る売る売る

ブル派
ブル派
買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う

 場合によっては、ブル派のみ注文していて、ベア派は静観している場合もあります。

 この場合、上の場合よりもより強い上昇(一方的な上昇)を示すことが考えられます。

ブル派
ブル派
買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う

ベア派
慎重な
ベア派
…………

もう一つの上昇要因:ベア派の買い戻し

 上昇する要因は、ブル派が買い注文を入れるからだけではありません。

 売りポジションを持っているベア派がそのポジションを手放す「買い戻し」時も、レートの上昇に繋がります。

ベア派
ベア派
買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し

 なぜなら、買い戻すという行為はブル派の買い注文と同じ方向への注文だからです。

 0に1を足して1になるのと、-1に1を足して0になるのとを、「1増えてるという意味で同じ」と言っているようなものです。

ダブルの圧力:ブル派は買い、ベア派は買い戻す展開

 上昇の中で最も強い状態が、「ダブルの圧力」がかかった状態です。

 ダブルの圧力とは、ブル派が買い、ベア派が買い戻している展開を指します。

ブル派
ブル派
買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う

ベア派
ベア派
買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し買い戻し

 利益を狙うブル派、損失を抑えるベア派という意味では、両者の相場に対する思いは違うかもしれませんが、「ここから上昇する」という考えは両者一致しています

 ブル派が買うのを止める、もしくはベア派が買い戻すのを止めるまでは、ダブルの圧力が継続されます。



ローソク足
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