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【分析】豪ドル円(AUDJPY)のブレイクアウトまとめ(2020/8/27)|カップアンドハンドルのブレイクパターンを確認

トレード記録

 2020年8月27日豪ドル円(AUDJPY)で長期間機能していた抵抗線をブレイク、150pips近い推進が生じました。

 本記事は、そのブレイクまでの展開の振り返りと考察をまとめています。

 長期時間足からトレード時間足まで掘り下げて考える、「マルチタイムフレーム分析でのエントリー」を行いたいと考えておられる方の参考になれば幸いです。

※本記事の内容は、プライスアクション分析に基づく個人の見解でしかないことにご留意ください。
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豪ドル円(AUDJPY)ブレイクアウトまでの展開に関する考察

AUDJPY 日足|大規模なアセンディングトライアングルを形成

AUDJPY 日足、ブローカー:Dukascopy Japan(以下同様)

AUDJPY 日足、ブローカー:Dukascopy Japan(以下同様)

 2019年末に記録した高値(足1)に今年の6月(足2)到達し、一度調整が生じています。

 その後7月22日に再到達(足3)、高値を更新するも再度反転。このあたりから抵抗線だけでなく上昇トレンドラインも意識でき、アセンディングトライアングルを形成していると判断できます。

AUDJPY 4時間足|事前のティーズブレイクが好材料

AUDJPY 4時間足

AUDJPY 4時間足

 A-Bの期間は何度も高値圏を試したことが確認できますが結局ブレイクせず下落、足4ではついにトレンドラインをブレイクし、下降トレンドの序章が始まりそうな印象を受けます。

 プルバックののち足5から再度下落が始まっていますが、直近安値付近で反転しダブルボトムを形成しています。

 足6はブレイク後2度目となる反転ですが勢いは弱く、その後安値を切り上げる形で再度アセンディングトライアングル内に侵入する上昇を見せました。

 上昇トレンドラインのブレイクがティーズブレイク(ダマシ)となったことで、これ以降ブレイクの機運がより高まったと考えます。

AUDJPY 1時間足|ブレイク前の前兆

AUDJPY 1時間足

AUDJPY 1時間足

 8月27日(足7)に抵抗線に到達した後、わずかにブレイクしてから反転しています。

 これは足4以降に買ったブル派の売り戻し(利確)ベア派の反発の取引高が、ブレイクアウトを狙うブル派を上回ったことが主な要因と考えます。

 その後下落はしたものの上昇トレンドラインに触れず、足8で安値をつけてから徐々に上昇へのカーブを描いていることが確認できます(より詳細は30分足チャートにて)。

 20本EMA(破線)近辺での反発も確認できることから、足8近辺は「上昇トレンドにおける典型的な押し目買いタイミング」と判断されたと考えられます。

AUDJPY 30分足|カップアンドハンドルからのパターンブレイク

AUDJPY 30分足

AUDJPY 30分足

 足7から足8、そして足8から足9ときれいな曲線を描いており、パターンとしては「カップアンドハンドル」のカップに相当する波動を描いていることが見受けられます。

※カップアンドハンドル:コーヒーカップを横から見たときのカップとハンドル(取手)のような波動を描いているパターンのこと

 このあとハンドルに相当する押し目をつけたあとにブレイクする可能性が高いのが、カップアンドハンドルの特徴です。

 実際、足9~10の展開がハンドルに近い波動になっていることが確認できます。

 すぐにブレイクとはいかず足10から足13まで横ばいの流れが生じましたが(足10が深夜帯で動きづらい時間帯ではある)、翌8月27日の午前中(足14)に高値をブレイク、その後若干の揉み合いを経て同日EU時間帯(足15)に明確にブレイクしました。

 足11と足12でダブルボトムが確認でき、30分足レベルで底堅い支持線が形成されたこともベア派の士気に影響したかもしれません。

 私は足14の高値更新でエントリーしましたが(ストップは足11の安値の少し下)、その後の強い押しが生じたときは正直失敗したと思いました。しかし結果的にはうまくいきました(このエントリー自体の善悪についてはまた別の考察が必要)。

ブレイク後の流れと今後の展開についての考察

AUDJPY 30分足

AUDJPY 30分足

 高値ブレイク後、77円付近で揉み合いが生じましたがここもブレイクし、他のクロス円通貨とともに円安が強く進行し、豪ドル円は78円手前まで上昇しました。

 その後ニュース(※安倍首相辞意意向の先行報道)を発端とする強い下落が生じ(足16、株式の売り戻しなどから一時的に市場から円が消え円高のスパイクが生じ、その後投機的な売りが続いたと考察。「株式の売り戻し」は日経平均株価の急落から推察可能)、一時は77円に迫る勢いを見せましたが、ロンドンフィックス前から高値を目指す展開が生じています。

 「78円手前での反発」についてですが、実はこの価格帯に「埋まっているかどうかわからない窓開け」が2019年5月に生じており、それと同時に支持線として機能していた価格レート帯もあったため(2019年1月中旬~4月)、一時的な調整が始まるならこのあたりではないかという目星はつけられなくはありませんでした(下図)。

AUDJPY 4時間足 足aの引けの後100pips近い窓開けが生じ、足bで一応埋まっているように見えるがブローカーによっては埋まってない可能性がある、また、77.9円付近には反発している足が複数あり、抵抗線として機能する可能性が高い価格帯と推察できる

AUDJPY 4時間足 足aの引けの後100pips近い窓開けが生じ、足bで一応埋まっているように見えるがブローカーによっては埋まってない可能性がある、また、77.9円付近には反発している足が複数あり、抵抗線として機能する可能性が高い価格帯と推察できる

 今後の展開についてですが、日足レベルでの流れからすると(ディセンディングトライアングル下抜けダマシからのブレイク)、個人的にはもう少し上昇しても不思議ではないとは思っています。

 一応上記の理由から77.9円付近で一部利食いを行いましたが、ポジションの半分以上をまだ保有したまま週末を迎えています。

 このまま高値を超えず建値に置き直したストップに刺さったら「安倍晋三め……」とでも思おうと思いますが(苦笑)、ひとまずは上目線は継続しています(ニュースによって勢いは強かったが、調整タイミングや押しの深さは妥当ではある:下図参照)。

AUDJPY 30分足 最高値から足17までの押しは、ティーズブレイク地点から最高値までを100とした際の約38.2%押しで、展開としては妥当な押しと考える

AUDJPY 30分足 最高値から足17までの押しは、ティーズブレイク地点から最高値までを100とした際の約38.2%押しで、展開としては妥当な押しと考える

 最高値を超えずに明確に高値切り下げの展開が見受けられたら、またその時に一部を利食いするなどのアクションを取ろうと思ってはいます。

さいごに

分析するベア派(イメージ)

 以上の見解は、

  • 基礎知識(支持線・抵抗線、窓など)
  • プライスアクション理論(基本的な波動パターンやカップアンドハンドル等の法則)
  • ダウ理論(高値・安値の切り上げ、切り下げに伴うトレンド方向の判断)

といった理論・原則から考察しており、それほど一部の人しか通じないような応用的な考察は入っていないと考えます(今回はサイクル理論についてはほぼ考察をいれていません)。

 エントリーに関しては、(今回は)以上の見解に合わせて妥当だと考えられるタイミングを、Forex Testerで検証しスキルを磨いた上で実施しているつもりです(「高値更新で入る」という雑なエントリーに見えると思いますが、ストップの置き場や期待勝率など、総合的に考えた上でのエントリーではあります)。

 エントリーのパターンはボルマン本(FX5分足スキャルピング)におけるパターンブレイク(pb)に近く、ボルマン本的志向だと思いますので、興味のある方は一度手にとってみることをオススメします(ブルックス本よりは圧倒的に読みやすい)。

ボルマン本で登場するパターンブレイクの基本的性質と仕掛けパターンについて
パターンブレイクという言葉はボルマン本にて登場しますが、別に彼独自の用語というわけでなく、各所で使われている言葉です(ブレイクアウトとも呼ばれる)。 パターンブレイクは、ライントレードやプライスアクショントレードを主に手法を構築しているト...

 私はポンドクロスを中心とした短期時間足でのデイトレードを現在メインとしていますが、本記事のような日足レベルから順に考察するマルチタイムフレーム分析も今後行っていきたいと考えています。

 今回はたまたま推察からブレイクまでが結構想定どおりかつ綺麗な展開だったので記事にしましたが、そうやすやすと想定通りに行っていないことはお察しください。😅

 以上参考になりましたら幸いです。


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