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波動パターンの考察 – ダブルトップ 基本編(1/3)

 ダブルトップは、プライスアクションやマーケットについて学び始めてかなり序盤で知ることができると考えられる頻出波動パターンです。

 どの時間足でも確認でき、トレンドが転換したり落ち着いたりするかも知れないような場面で現れるため、トレードプランの中に「ダブルトップが表れたら…」という計画を立てているトレーダーは多いかと思います。

 本記事では、ダブルトップの基本的な波動パターンと形成プロセスから、トレードにどう活かすかまでを考察しています。

 

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ダブルトップの基本波動パターン

 ダブルトップは、上図のような値動きが生じた際に呼ばれる波動パターンです。

 一度値をつけた高値(①)に対し、もう一度高値を試す上昇が発生し(②)、その後に反発して下落したときに「ダブルトップが形成された」と一般に言います。

 高値を2度つけた時点(②の直後)で「ダブルトップ」と言うトレーダーもいますが、明確に「ダブルトップ」が形成されたといえるのは、青の水平線(ネックライン)をブレイクした後であるべきと考えます。

 その理由として、②以降の下落後にネックライン近辺でもう一度上昇に向かいトリプルトップを形成する場合もありますし、そのまま2度つけた高値をブレイクし、ヘッド・アンド・ショルダーやポール・フラッグ・スイングに派生する場合があるからです。

ダブルトップ形成のプロセス

 ダブルトップが形成されるまでの基本的なプロセスは概ね以下の通りです。

 以下の考え方は一般に通用している内容であると(筆者は)思っていますが、あくまで一個人の見解であることにご承知おき願います。

1.最初の上昇

 最初の上昇は、単にブル派の買いがベア派の売りを上回っていることによるものです。

 その上昇の要因となっているものに関しては様々考えられるかもしれませんが、その点については本件では考えないことにします。

(イメージ)

ベア派
ベア派
売る売る売る

ブル派
ブル派
買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う買う

2.上昇後の押し(調整の下落)

 上昇はブル派がベア派を上回り続ける限り継続しますが、今までがそうであったように、いずれ上昇の勢いは収まります。

 ブル派の買い注文量が、ベア派の売り注文量とブル派の売り戻し量の総和を下回った時(その他諸々の要因も混ざって)、上昇が止まり高値を形成、今度は調整の下落が始まります。

(イメージ)

ブル派
ブル派
買う買う買う買う

ブル派
ブル派
売り戻し売り戻し売り戻し売り戻し(利確)

ベア派
ベア派
売る売る売る売る売る売る

ネックラインの形成:ランダムウォークの局面

 調整が一服したかのように見える場面(下落から上昇へと移り変わるあたり)は、ブル派・ベア派それぞれがそれぞれの思惑を持って仕掛ける期間であるため、最も方向性が掴みづらい時間帯となります。

 基本的には最初の上昇と調整の下落の幅の関係上から上昇の勢いのほうが強いことは掴めますが、問題は「上昇が再開するのはいつか?」という点です。

 その具体的な例として、ブルックス本では高値2の足を見つけて仕掛ける(≒下降のツーレッグ終了後の足で仕掛ける)といった考察がなされていますが、本記事では調整から再び推進波(≒上昇レッグの発生)が生じるタイミングに関する考察については省きます(別記事で説明予定)。

(イメージ)

ブル派
ブル派
買う買う買う買う

ベア派
ベア派
売る売る売る売る

ブル派
ブル派
売り戻し売り戻し売り戻し(決済)

ベア派
ベア派
買い戻し買い戻し買い戻し(決済)


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