パターンブレイクプルバックの基本的性質と仕掛けパターンについて(1/2)

パターンブレイクプルバックはボルマン本にて登場する用語です。

パターンブレイクに並んでブレイク方向へのレートの推移が期待できるパターンの1つと言えます。

ブルックス本では「ブレイクアウトプルバック」、世間一般では「第二波」などと呼ばれたりしています(ブレイク後の2波目となる波動を狙う仕掛けのため)。

本記事では、パターンブレイクプルバックにおける基本的特徴から仕掛けパターンを確認し、より成功率を上げるために確認したい要素をチェックしていきたいと思います。

本記事は、ボルマン本(FX5分足スキャルピング)やブルックス本(プライスアクショントレード入門)の内容から得たものに対する、FXプライスアクション研究所独自の解釈が含まれています。

ボブ・ボルマン氏、アル・ブルックス氏ら本人による分析、トレード手法を学びたい方は、書籍をご確認ください。

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パターンブレイクプルバックの特徴

「パターンブレイクプルバック」という言葉自体が指す値動きは、パターン(トレンド)がブレイクされた(=パターンブレイクした)後のプルバックのことを指しています。

しかし、パターンブレイクプルバック「の仕掛け」は、プルバック後に反転してブレイク方向に転換したところを仕掛ける際に指す言葉です。

仕掛け自体はプルバックの反転の仕掛けとも考えられなくもありませんが、この一連の流れの中で仕掛ける時、ボルマン本では「パターンブレイクプルバックでの仕掛け」としています。

最初は「どの部分が『パターンブレイクプルバック』なのか?」の理解に、苦労された方もいらっしゃるのではないかと思います。

ちなみに私は、上記の内容として理解するまでに結構な時間を費やしました……

ブレイク後に再びトレンドラインや極値を試す

特にビルドアップを伴わずにブレイクした展開では、プルバックがブレイクしたラインや、直近の極値を試すところまで推移することが多いです。

そのため、ビルドアップの形成が弱い場合(ベア派の大半が降りたことが確認できない場合)、パターンブレイクでは仕掛けずにパターンブレイクプルバックを待つのが基本戦略となります。

そこでトレンドが転換することで再びブレイクの方向へ推移するところを狙います。

ダブルの圧力が発生している(プルバックの反転後)

プルバックが極値を試した後反転してブレイク方向にレートが推移している時は、ダブルの圧力が発生している可能性が高いと考えられます。

上図のような上方向へのブレイクを例とする場合、下方向へのプルバック時はブル派のスキャルの利確最後の下落を狙ったベア派やトレンド継続を期待して売ったベア派による仕掛けが見受けられます。

そのあとトレンドラインや極値で反転する際には、上記の下落要因を上回るブル派の仕掛けと、売ったベア派の撤退(損切りの買い戻し)が働き、その結果上昇が生じる……と考えられます。

パターンブレイクの時点でトレンドがまだ転換していないときに出現する

上図のように、下降トレンドが続く中でトレンドラインがブレイクした場合、トレンドはまだ転換したとは言えず、ある程度までの上昇を機に(ブル派の買いが収まるタイミングで)プルバックが始まります(正確には、始まる可能性が高い)。

そのまま安値も下抜いて下降トレンドが継続する場合もありますが、安値がダマシになるなどの要因で反発する足が出現すると、多くのベア派がトレンドの転換を考え、利確し始めます。

そのタイミングでブル派の強い仕掛けが入りダブルの圧力が発生することで、パターンブレイクプルバックの仕掛けが成立します。



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